[Review] USB 3.0 Giga Ethernet on VMware ESXi 6.5/6.7/6.7u1

[Updated: 2019/4/6] ESXi6.7u1で新型Buffalo USB3.0LANアダプターと公式ネイティブUSBLANドライバーで安定稼働を確認しました。

[Updated: 2018/8/5] ESXi6.7 で稼働を確認しました。

Vmware ESXiとは?

Vmware ESXiはPC仮想化を実現する仮想化OS(ハイパーバイザー)であり、複数OSを1つのPCで実行することができる。このESXiはサポートハードウェアがかなり限定されていて、特にLANアダプターはインストール時に必須にも関わらず、主にIntel製品のNIC(ネットワークインターフェースカード)でないとセットアップが進まない。メジャーなサーバーグレードパーツなんて普通の人は持ってないしあってもIntel NIC1つだけだろう。Intel NICのPCなら取り敢えずインストールは問題ないはず。それ以外の人はドライバー組込しないといけなくなりハードルが上がる。

Intel NIC以外の選択は?

そこで有志の方が安いPCによくある使用されるRealtek製品NICをlinuxドライバーを使ってESXiで認識されるようにモジュール作ってネット公開してくれている。しかしESXiを本格的に組むとクラスターやvSAN設定に行き着き最低2つ以上NICが必要になってくる。結局,物理NICの増設が必要になる。空きPCIスロットのあるデスクトップPCならいいが,ノートPCなどではNIC増設がかなり厳しい。そうなるとチョイスはUSB3.0のギガNIC位しかない。

実際ESXi 6.5dで使えるUSB NICは?

USB3.0は規格上、約5Gbpsの帯域がありギガLAN程度のスピードならまず性能劣化はない。次にネットで調べる限りESXiで認識成功しているのはAX88179チップ。実際のUSB NICでAX88179チップ採用製品を探すと元ネタが海外サイトなので中々日本メーカー製品が出てこない。まあオンラインで買えば特に問題ないが,やはり実物を見て買いたいので少し探したところBuffalo Giga USB3.0 LANアダプター (LUA4-U3-AGT)が同チップを使ってるらしく早速ヨドバシで買ってきた。

結果

このアダプター、デザインも悪くなく,接続スピードなどのステータスランプもありかなり良い。実際2つ目のLANとしてインストーラーに組み込むことなく直接既存ESXi6.5に以下の手順でインストールしてみた。

1.アダプターをUSB3.0ポートに接続して対象ESXi 6.5ホストにSSHでログインしてこのVibファイルをESXi内にアップロード。

2.後は下のコマンド実行すれば完了。

  • esxcli software vib install -v /vghetto-ax88179-esxi65.vib -f
  • esxcli system module set -m=vmkusb -e=FALSE

vusb0としてしっかり認識されました。(Configured Speedは,DefaultがAutoNegotiationだったので1000Mb固定に変更済み)

その後、数週間使ってみたところ、vMotion数に比例してホストがフリーズすることが発覚。フリーズして直ぐLANケーブルを抜くと復活することからESXi6.5dとのUSBドライバー相性とかvMotionが何かしら上手くいかないようだ。Intel NIC程の安定性は求められない。

追記:新USBドライバーが原因らしく,再度以下のコマンド無効にしたら安定しました。

  • esxcli system module set -m=vmkusb -e=FALSE

参考ページ: http://www.virtuallyghetto.com/2016/11/usb-3-0-ethernet-adapter-nic-driver-for-esxi-6-5.html

更新・不具合・バージョンアップ

[Updated: 2018/8/5]

ESXi6.7(USBにインストールしてブート)でも上記のモジュールと手順で問題なくLANが認識されることを確認しました。

0.上記virtuallyGhettoのページにあるこのモジュールをUSB LANが接続してあるESXi6.7ホストのdatastore(/vmfs/volumes/datastore_ssd/)などにアップしてSSHログインする

1.esxcli software vib install -v /vmfs/volumes/datastore_ssd/vghetto-ax88179-esxi65.vib -f を実行する。

2.esxcli system module set -m=vmkusb -e=FALSE で既存USBドライバを無効化(USB bootしてても影響なし)

3.再起動してESXiブート画面でF2で設定画面に入りUSB NICを有効化する

[Updated: 2019/4/6]

ESXi6.7u1とBuffaloの新型USB3.0ギガLANアダプター(LUA4-U3-AGTE-WH)を6個同時に使用した場合、USBのEthernetアダプターがハングすることが多々発生。

解決策:公式USB3.0 LANネイティブドライバーの導入で動作が安定しました。以下の手順でアップデートしてみて下さい。

0. ESXiにSSHログインする

1.以下のコマンドで上記ドライバーを削除

  • esxcli software vib remove -n vghetto-ax88179-esxi65

2.以下のサイトからネイティブドライバーをダウンロード

https://labs.vmware.com/flings/usb-network-native-driver-for-esxi#instructions

3. ダウンロードしたZipファイルをESXiのDatastore上にアップロードしてメンテナンスモードにする。

4.以下のコマンドでネイティブUSB3.0 LANドライバーをインストールする

  • esxcli software vib install -d /vmfs/volumes/datastore_ssd/ESXi670-VMKUSB-NIC-FLING-20124247-offline_bundle-11613968.zip

5.再起動してESXiのUSB3.0LANドライバー名が”ax88179_178a“から”uether“になっていればネイティブ版ドライバーのアップデートは正常に完了。

<旧ドライバー>

 

<新ネイティブドライバー>

P.S 現在もH310チップのPCにUSB3.0LANを6個接続してLAG構成で使用してますが、以前のようなハング問題は一切発生せず。数ヶ月の安定稼働を高ネットワークトラフィック環境で確認済み。

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